2005.10.30(Sun.) 晴
   九州から出雲市を通って大阪まで行ったよ

■経緯

前日に九州にてお呼ばれだったdikeda。BBQにバレーボール(笑)にボーリングにお世話になりました>皆様。

で、折角九州に行っているのだから、帰りは西日本にて列車の旅に出ようと考えていました。前に九州内での列車旅行はしているので。さらに、大阪に戻ったkanjuどのにも逢う予定を組みました。まぁもともとは後述の温泉へ行くつもりだったんですが、月曜日有給というスケジュールだったためどなたも予定がつかず、結果一人旅になったわけですけど...(笑)。

■博多    7:59発 → 新山口   8:35着 ひかり448号(自由席)

東急イン博多駅前にて6時半起床。昨日のバレーボール&ボーリング(笑)等の筋肉痛がちと痛んでましたが、朝7時に開始の無料朝食をさっと食べて、博多駅に7:40頃に参上。きっぷは既に東京にて購入済みでしたので(経路が面倒ですから)、新幹線改札に直接向かって自由席の列に並び、100系の2&2シートの窓際を確保しました。まぁそんなに乗るわけではなかったんですが、空いてて良かったです。というか、やっぱり2&2は快適です。どの車両でもこのくらいの広さがあればいいんですけどねぇ(笑)。

■新山口   8:50発 → 出雲市  12:05着 スーパーおき2号

さて、小郡じゃない新山口からはdikeda初めての路線。乗り潰しの旅スタートです。dikedaの乗り潰しのコンセプトは、昼間、出来るだけ車窓を見て移動すること。人によっていろいろルールがあるようですが(普通列車じゃないとダメとか、夜行でもOKとか、全駅降り立たないとダメ(それは無理)とか)、自分のルールはまぁ現実的な解かなと思ってます。なにしろ「車窓」が好きなもので。あと内装も好きですが、昼間特急には特に変化は無いですから。

で、新山口にて一番端のホームに待っていたのはキハ187系2量編成。JR西日本が誇る130km/h運転可能な高速気動車です。これから3時間近くお世話になる窓際の席(北側)に陣取って、出発を待とうと落ち着くと、「SLやまぐち号」にちなんだホームの装飾に気付きました。そうかこのホームから出ているんだなと感慨にふけっていたら、スーパーおき2号は山口線に向けてするすると動き始めました。

このあたりの土地勘が全然ないdikedaですので、益田までの山口線の車窓の印象はあまりありません。唯一、長門峡の紅葉が綺麗そうだったなぁという程度。それなりに山深かったですが...。で、益田から山陰本線に合流。まさにここからがスーパー「おき」のハイライト。波打ち際にそそり立つ険しい断崖の上を縫って単線を悠々と進んでいく山陰本線の車窓は、シャッターチャンスが無数に。とは言ってもタイミングが非常に厳しく、まともに撮れたのはほとんどありませんが。沖の隠岐島も綺麗に見え、波立つ日本海を眺めながら、あっという間に出雲市に到着となりました。130km/h運転に対応するため、山陰本線は線形改良もやってるんですね。ほんと快適でした。

■出雲市  13:11発 → 岡山   15:56着 スーパーやくも18号

さてこの時点ですでにお昼。dikedaは一畑鉄道の方に散策に行った後、駅構内のそば屋で昼食。出雲そばは評判に違わずおいしかったです。

kanjuへのお土産を購入後、さきほどスーパーおきが入ったホームに戻ると、381系の電車特急スーパーやくもが待っていました。やはり、2量編成に比べると編成が長い(6両?)なぁというのが第一印象(笑)。が、車内はキハ187系と比べると2世代ぐらい前の様相。床が低くて窓が高くて小さいのは381系の特徴としても、リクライニングが簡易固定なのはちょっと...。だいたい、スーパーとノーマルの車両の差が特にないようで...関東の人には馴染みにくいかもですね(当然、停車駅とスピードは違いますよ)。で、dikはここからは残念ながら山側(南側)の指定席でした。やくもは絶対に岡山を向いて左側(宍道湖・大山側)がお勧めです。

出雲市を出たスーパーやくもは、昔dikedaが一度だけ行ったことのある玉造温泉に停まった後、すぐに宍道湖を左に見て松江到着。松江城も行った記憶がありますが、相当前なのでさすがに曖昧です...(笑)。更に米子へ至り、ここでdikedaの乗り潰しは一時中断。その旅行にて、サンライズ出雲で米子までは来てるんですよね。本当はここから先も行きたかったのですが、大阪に戻るスケジュールがあったのでここで断念ということになりました。

で改めて伯備線乗車。まずは左に迫る大山。松江側(西北)から見ると、本当に富士山のような綺麗な円錐型に見えるんですよね。他の方面から見ると全くもって円錐には見えませんけど。で、それがまずは迫ってくる車窓に感動(反対側だったので堪能は出来ませんでした)。その後は、特急街道とは思えないほど山深い中を行く単線でした。サンライズの車両がこんなところを行ったのかと驚き。当時は雪の中でしたけどね...。

さすがに眠くなってきてうとうとしだすと、岡山の都市圏内に突っ込み高架を抜けて岡山到着。ほぼノンストップのスーパーやくもは観光色はなくビジネス色の強い感じでした。

■ 岡山   16:17発 → 新大阪  17:08着 のぞみ88号(自由席)

で、岡山駅でのぞみを一本見送った後、岡山始発の東京行きのぞみに乗って、悠々と座って新大阪まで行きました。スーパーやくも同様、あまり意識がありません...。

その後、大阪で旧友と再会。相変わらず部屋は凄かったですが、久々に歓談できて楽しかったです。どうせなら日本橋にでも行ってみようかとも考えましたが、結局友人の家のある新大阪駅付近で過ごしました。途中で雨が降ってきたのにはたまげましたが(笑)。21:00頃に友人宅付近のファミレスを出て、本日の宿APAホテル天満に荷物を下ろしました。久々の列車旅行でしたが、特急ばっかりなので本当に快適でした...。にしてもAPAホテルの共同風呂は足が伸ばせていいです。温泉ではありませんが(笑)。

2005.10.31(Mon.) 雨のち晴
   大阪から餘部鉄橋を渡って大阪まで戻ってきたよ

■大阪    7:37発 → 鳥取   10:03着 スーパーはくと1号

APAホテルを7:00に出発。dikとしては、ホテルでまどろむ時間が至福のひと時なのですが、鉄道旅行では朝遅いのは致命的。出来るだけ明るいうちに出発するのがdikeda的には価値がありますので。よって、6:00起きで通勤列車を大阪駅まで。意外と混んでましたが...。

大阪駅のホームにて待っていると、いろいろな優等列車を見ることが出来たり。急行銀河やらサンダーバードやら。大阪駅はまさにターミナルですね...。で、そのうちに数分遅れでやってきました我らがスーパーはくと。大阪と鳥取を智頭急行経由で2時間30分で結ぶ都市間特急です。ただし、鳥取は非電化区間なので、当然気動車。首都圏の感覚だと優等列車でもあっても気動車が乗り入れることは絶対にありえないので、大都市ターミナルに響くエンジン音というのは新鮮な感じもします...。

始発は京都なので、大阪は途中駅で停車時間も短い(まぁ最近は始発駅でも短いですけど)。感慨もそこそこに車内に乗り込み、指定席の窓際に陣取る。ちなみにこの車両、車内TVにて先頭車にとりつけたカメラの映像を流し続けます。人によっては目障りだと思いますが、なかなか楽しいサービスです。で、神戸線の列車線を下っていくスーパーはくと。dikedaは仕事の関係で神戸までは何度も乗った経験があるのですが、特急で眺める景色はまた格別。速度も新快速と変わらないはずなんですが、気分の問題ですか(笑)。神戸から明石大橋のある舞子を通り抜け、姫路を過ぎて上郡までは山陽本線。上郡から智頭急行にスーパーはくとは乗り込みます。

智頭急行は単線ですが、高速運転のために踏み切りはなく、高架またはトンネルが主の線路がずっと続く感じです。北越急行と同じですね(こちらの方が後進か)。山深い中を進むスーパーはくとは、宮本武蔵駅等小さな駅を通過しつつ40分程度でぶっ飛ばし、智頭からJR(因美線)に戻ります。その後はスピードダウンはしたもののほぼノンストップで(行き違いはありましたが)鳥取まで、中国山地を一気に北上しました。やっぱり智頭急行は偉大ですね...。

■鳥取   11:00発 → 浜坂   11:42着 普通

鳥取では約1時間の待ち。昨日の出雲市のように寄るところも少なく(駅そのものも改装中でした...)、結局待合室で過ごしました。で、ここからは鳥取から東へ、米子から鳥取の中断をはさんで、昨日の山陰本線の続きを上る旅になります。30分ほどで改札に戻りホームに上がっても、前の列車が居るだけ。結局、発車間際までワンマンの2両編成は扉を開けませんでした。発車数分前に扉が開き、ほぼボックスが埋まる状況になった普通列車は、のんびりとした田舎風景を見せながら浜坂までゆったりと走ってました。結構途中で降りる方もいましたが、そこそこ終点まで乗っていたような。ただ、途中で雨が降り出したまま、浜坂駅到着となりました。

■浜坂   12:31発 → 餘部   12:49着 普通

浜坂は思っていたよりも寂しい駅でした。カニの看板がそこらじゅうにありますが、何しろカニの解禁日の一週間前ですから、閑散として当たり前ですが(笑)。ま、それにしても今日は寒い...。鳥取では多少陽も出ていたので耐えられましたが、ここの待合室は本当に寒い。たまたま駅前に個人商店風のコンビニがあったので、おにぎりなどを購入し雨の中を駅に戻ると、どうも城崎温泉行き普通列車が居る様子。早速無人(いいのか?)の改札を通り、暖かい車内にて昼食となりました。一応数人の方が既に乗ってましたね...。

そのまま20分ほど待って、城崎温泉行き普通列車は雨の中を発車。dikedaはこの列車では終点まで行かず、途中の餘部駅にて下車。目的は当然、"鉄"の聖地「餘部鉄橋」の観光のためです。この赤い巨大な橋は、地上41Mを海際の険しい丘と丘を結んでおり、明治45年に建設された遺産。ここを現役の列車が走るのだから、感動モノです。ただし、昔列車が強風に煽られて橋から落下したという事件もあり、速度規制が厳しくしばしば通行停止になるのだとか。なので、山陰本線は内陸側を迂回することが決定され、餘部鉄橋は廃止される時も近いとのこと。なので、今のうちに見に行かねばと餘部駅に一人(笑)降り立ったわけなのです。

ちょうどこのあたりで、ぽつぽつ降っていた雨が本降りに(泣)。まぁ雨に負けてはいられないので、餘部駅からちょっと登ったところにある有名な撮影場所を独占し(休日は独占は無理でしょうけどね...;ちなみみここ「通過列車」も含めてすべての時刻表が立ててあります(笑)))、乗ってきた列車を撮影。更に、鉄橋下に降りて、見上げつつバシャバシャ撮影。しかし酷い雨でしたが...。ちなみに鉄橋下には駐車場やトイレもあり、ちょっとした名所になってます。レンタカーが停まってやっぱり見上げて写真撮影をしていたり、雨の平日のわりにはそこそこ賑わっていました。と、ガタガタガタと鳴り響き、はまかぜ1号浜坂行きが通り過ぎていくところを見事撮影成功!そろそろかなと歩いていたときだったので、構えていたわけではないのですが、スピードを落としての通過なので、なんとか間に合いました。いやぁ感動(笑)。

ゆっくりと降りてきた道を登り、餘部駅に戻る。まだ10分くらいあったので待合室に行こうとしましたが...ここでdikedaの首に激痛が(泣)。この時は肩だと思ってたんですがね...どうももともと過労?からか首は痛かったのですが、雨の中傘を差しながら重いリュックを背負って、見上げながら一時間歩き回ったのがトドメだったようで。寝て変な方向を向かない限りはなんとかなったのですが、ちょっと痛いお土産を貰ってしまいました。まぁでも餘部駅の観光は大満足でした。もう来ないとは思いますが...(笑)。

■餘部   13:35発 → 城崎温泉 14:14着 普通

そこからは乗りつぶしではありますが、最大のイベントが終わったということで、dikeda的につなぎの区間。餘部に到着した豊岡行き普通列車に一人乗り込み、途中の城崎温泉まで乗車。城崎温泉は今回の旅行で本来は泊まろうと思っていた場所なので、記念に降りておこうと思ってました。どちらにしても浜坂から追いかけてくるはまかぜ4号に乗るつもりだったので、特急停車駅であればどこでもよかったんですけどね。このあたりでは陽も出てきて、かなり暖かい感じに。全く、餘部鉄橋でこの天気になっていればよかったのに(泣)。

■城崎温泉 14:37発 → 大阪   17:26着 はまかぜ4号

城崎温泉前の足湯に手(笑;時間なかったです)を入れて温まってから、菓子と弁当を購入して、到着したはまかぜ4号の指定席へ。名車キハ181系気動車で運行する現役唯一の定期特急です。城崎温泉は福知山からの電化範囲なので、あとは大都市圏まで電車でも帰れるのですが、敢えて選んだはまかぜは、播但線を通り抜けてくれるので乗り潰しとしては必須だったのです。福知山から先は乗っているし、これからも乗るチャンスがあると思うので、こちらを選んだわけです。まぁ帰りの時間がちょうど良かったというのもあるのですが。それともうひとつの理由は後述。

で、窓際に陣取ったdikedaは...カニ寿司弁当を食べた後はそのままほとんど寝てました。たまに首を動かすと「痛っ」と起きることもありましたが、基本はほとんど寝てしまいました...。結局播但線のイメージは姫路付近の都市部分しかなかったり。まぁ、強行軍ですからしかたないですね。

姫路で進行方向を逆転させた(座席はもちろん転換)からは、スーパーはくとで朝来た道を戻る感じに。気だるい都市の午後の空気を車窓に見ながら、菓子を食べながらぼーっと車窓を眺めてました。加古川、神戸、三ノ宮とかなりの人が降り、終着大阪は多少遅れましたが、列車線を行くキハ181系の重厚な走りを堪能しました。後ろから新快速に追い立てられていたのかもしれませんが(笑)。

■伊丹空港19:00発 → 羽田空港20:05着 ANA038便

最後は、何故か飛行機(笑)。梅田から阪急とモノレールで(直行バスターミナルには行ってみたのですが出たばっかり...)伊丹に出て、順調に帰ってきました。首はずっとおかしかったですけど、まぁ遅れもほとんどなく無事に帰ってこれたのが何よりです。

■総括

実は、31日は大阪から大阪までずっと気動車だったんです。計画立てる時点で「これしかないっ」と思っていたんですけど(笑)。とにかく山陰本線のまぁ半分くらい(もいってないか)を堪能でき、乗りつぶしの目的もかなり達成できたという意味で大満足でした。餘部鉄橋もいい(?)思い出になりましたし。ただ、やっぱりJRの正規料金なので、お金はかなりかかりましたけど(泣)。

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