2005.10.09(Sun.) 曇
   乗鞍高原で三つの名瀑を見てきたよ

■経緯

家族旅行です。今年は紅葉は遅いようでしたが、山の上は紅葉しているだろうとの期待を抱いて、中央道方面に向かうことにしました。って中央道へ向かったのは北方面が天気予報で全滅だったためです。長野方面は多少は天気が持つとのことだったので、そちらを志向することになりました。想定は駒ヶ根か上高地か新穂高かといったところでしたが、さて...。

■中央道

出発は6時。3連休の中日ということもあり混雑が予想されたので、いつもどおり早めに出ました。我らがISISくんは三郷ICから普段通り首都高経由で箱崎・谷町JCTを経由して新宿線へ。ところどころ詰まってましたが、本格的には渋滞していなかったのでよかったです。談合坂SAで休憩後dikeda運転に代わり、諏訪湖ICまで。ここで行き先を決めないといけない。諏訪湖まで来ても曇りの天気のため、どこへ行くにも判断がつかないということで、上高地と新穂高にアクセスできる松本安曇野へ向かおうと言う事になりました。9時ぐらいでしたね。

中央道から上信越道に入り、塩尻北で高速を降りる。どうも松本ICが混雑していた様子なので。一般道経由で安曇野の国道158号線へ合流し、いざ上高地方面へ。...しばらくすると、予想通り渋滞が(笑)。上高地は何時来ても混んでます。何個か信号を超えたところで渋滞から解放され、梓川を辿って奥へ。と、徐々に天気が良くなってきました!前川渡ダムを通過すると、上高地に留まるか安房トンネルを抜けて穂高方面に向かうか、それとも途中で左に折れて乗鞍高原方面に向かうか決断の時です...が、お金がかからない乗鞍高原にあっさり即決(笑)。そんなものですうちの家族旅行。

■乗鞍高原〜善五郎の滝

信号で左に曲がると車がまったくついてこない(笑)。皆上高地に行くんですね...。単独行となったISISくんはどんどんと山を登っていきます。このあたりは登り坂が続いて、パワーのない車には辛いところです。ISISくんはそこそこありますけど、余裕はあまりなさそうな感じでした。途中のガソリンスタンドで給油がてら地図を掻っ攫い(笑)、いざ「乗鞍高原休暇村」へ。途中で乗鞍山頂への交通規制に伴うバス乗り場で国道のど真ん中に立っていたおっちゃんに停められましたが、我々は規制箇所までは行きませんが山頂にはいきたくない旨伝えて通してもらいました(笑)。邪魔だっつーの。

しばらくISISくんを走らせて、休暇村に到着。休暇村の観光案内の地図を見るに、近くに牛留池なる乗鞍岳のベストショットが撮れるスポットがあるとのこと。徒歩10分程度ということで、早速木道へ。ちょうど池を廻りこむ感じで歩いて、牛留池到着。振り返って乗鞍岳...見えません(笑)。晴れているので池面はキラキラと綺麗で神秘的な雰囲気がいい感じだったのですが、いや残念。晴れたら雄大な乗鞍が池に反射してすばらしい景色になるそうです。

翻って一度休暇村に戻り、分岐している一報の道が善五郎の滝方面へのアプローチ路。休暇村から一気に降りるイメージで30分ほど歩いたところで、滝の轟音が聞こえてきました。善五郎の滝(標高1,500m)です。小大野川本流にかかる滝だけあって、幅が広くダイナミック。って、下に降りたら滝の飛沫が飛びまくっていました(笑)。カメラを構えると容赦なく襲ってきてしまうため、うまく写真が撮れない(笑)。というわけで、正面からは諦めて横から、またちょっと離れた橋から何枚か撮ってみました。長方形(かなり正方形)に近い滝というのもなかなか珍しいですよね。落差の割には大迫力の滝なので、非常にお勧めです。更に下にも急流が続いているので、そこから考えれば本当にダイナミックですけどね。

善五郎の滝からは休暇村まで一気に登り。この日は秋にしては非常に暑かったです...。と、休暇村近くのベンチに到着したところ...乗鞍岳が雲の隙間に見えました!やはり山頂は綺麗に晴れ渡っていたようで。こうなると行ってみたくなるのが人情ですが(笑)、この時はなんとか気持ちをおさめました。後で入った温泉で人の話を聞くに、この日は今年最高の紅葉に青空だったとのことで、実際のところ勿体無かったとは思いますが...後述のかけがえのない体験が出来たという意味では、次回のお楽しみという感じでとっておきます(笑)。

■三本滝〜一の瀬園地〜番所大滝

そのベンチで昼食を取った我々。食後休暇村で軽く休憩して、13:00頃に向かうは更に上流の「三本滝」!ちなみにマイカー規制はここから先で、更に上には許可車しか行けません。というか、dikeda家族はここで途中下車することはなくて、いつも乗鞍山頂まで通過してしまっていましたから、規制があって初めて停まったスポットという感じです(笑)。まだこの時も何があるかはっきりわかってなかったですから(日本の滝百選に選ばれていることさえ知らず...)。

混雑する駐車場に父とdikedaの連係プレー(要は空いた駐車場を父が押さえて、dikedaがISISですぐに乗り付け(笑))で停めて、いざ三本滝へ。徒歩20分程度とのことでしたが、道がぬかるんでおり多少危険な状態。人によってはハイヒール(!)で入っていた方もいらっしゃったようですが、ちょっと無理でしたね...。紅葉はまだまだでしたが。丸太一本の橋になっていた水溜りも多かったですし。で、15分弱降りたところに、突然立派なつり橋が。先ほどの小大野川の上流です。で、橋を渡ったところに広がる空間。三つの流れが小大野川として合流する箇所に、それぞれの流れを落とす三本の滝がありました。標高1,800mにある百選の滝、三本滝です。

右から段瀑、直瀑、段瀑となってますが、右の滝は緩やかに流れる水の線が流麗で印象的。ですが、よく上を見ると落差が結構あります。観瀑台(自然のものですが)の最上段まで登るとよくわかりますね。左の滝は木々の中に隠れていて、水量は比較的少ないようでゆるやかに水が流れているようですが、落差はそこそこありそうな感じ。アプローチが厳しく近寄れないので迫力そのものはいまいちです。そして、真ん中は本流の直瀑。茶色が印象的な、綺麗な直瀑です。滑りやすい岩に気をつければ結構近くまで寄れますが、手前の岩越しにもその迫力は満点。この見事な三本の滝がほぼ一箇所で落ちているのですから、百選に選ばれるのは当然です。すっかり言葉を忘れて、しばらく鑑賞していました。

15:00頃に三本滝レストハウスに戻り、次の目的地は一の瀬園地。善五郎の滝から更に降りたところで、車では鈴蘭の分岐を山から降りてきて右に曲がったところにあります。曲がってしばらく進んむと広大な駐車場、更にその先は尾瀬ヶ原にも似た広大な白樺の草原が広がっていました。ちょとと空気がひんやりしてきていましたが、折角なので園内を散策することに(当然入園は無料です)。園地の真ん中を川が悠々と流れ、そのまわりが所々綺麗に紅葉していてあちこちで撮影会(笑)が開催されてました。我々も園内に広がる池(あざみ池だったかな)で撮影。乗鞍岳は非常に綺麗に見えてましたが、何分陽がかなり傾いており、逆光で撮影は難しい状態でしたが、広大な園内をゆっくりと歩いてすっきりリフレッシュできました。

さて、鈴蘭に戻って、最後の目的地番所大滝へ。標高は1,200mで、かなり降ります。行きに確認しておいた駐車場(済みませんお金払いませんでした...)にISISくんを停め、いざ観瀑台へ。10分程度階段状のアプローチを降り東屋で、突如目前に広がる大瀑布!これぞ真打ちです。小大野川本流の最下流にあるため、当然落差・水量とも乗鞍では最大。広角側でなんとか全景を収められるほどの迫力でした。特に上部にある途中の段が印象的でした。ちょっと寒くなってきたので東屋にはあまり留まらず退散しましたが、尾瀬の三条の滝にも似たダイナミックさに感動でした。

■湯けむり館〜帰路

あとは帰るのみ...でしたが、折角なので温泉に入っていくことになり、既に真っ暗になった中を鈴蘭まで戻るISISくん。駐車場にISISくんを停め、鈴蘭交差点のそばにある湯けむり館へ。で、予想通り大混雑(笑)。硫黄臭がする本格派の温泉で、ちょっと熱めでした(dikedaにとっては十分適温でした)。露天風呂に順番待ちが出来るほどの混雑ぶりでしたが、内風呂は多少は余裕がありました。dikedaは露天風呂の傍のベンチで数十分居たり(笑)と相変わらずのやりたい放題で、結局18時くらいまでねばってみました。居心地よかったですよ。

で、あとは帰宅。三連休の中日でしたから翌日の心配もなかったのですが、やはり国道158号は混んでました(笑)。途中からはなんとか空き始め、松本ICから諏訪湖SAで夕食を摂った後は一気に中央道を東進、帰宅は23:30頃となりました。意外と早かったです。高速に乗った頃は東京付近で大渋滞と表示されていたのですが、近付くにつれてすっかり渋滞は解消されていたみたいで。

今まで素通りしていた名所を見られて、非常に満足でした。日本を代表する滝のメッカと言えるでしょう。近くには他にも一杯見所があるので、数泊で観光するのがお勧めですけどね。


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