2005.06.05(Sun.) 晴
   尾瀬ヶ原に水芭蕉を見に行ってきたよ

■経緯

家族旅行です。毎年水芭蕉の季節にはどこかしらへ行っている我々なのですが、今回は本命の「尾瀬ヶ原」に鳩待峠側から入ることを目論見ました。2年前は尾瀬沼に行ったのですが、天気もよくなく景観もいまいちだったので...。というより、尾瀬の象徴として紹介される水芭蕉の写真の場所は尾瀬ヶ原にあるとの話を聞いていたので、ようやく今回その時期の訪問が実現したことになります。

■朝

が、当日の関東地方の予報は曇り(雨だったかも)。とても尾瀬の天気を期待することはできなかったのですが、まぁ水芭蕉見るだけなら大丈夫かと、朝6時に自宅を出発しました。外環→関越と進み、沼田ICから一般道を50kmほど。途中のコンビニで昼食を買い込み、順調に片品まで。ちなみに鳩待峠はdikedaも家族も久々で、前回は鳩待峠の駐車場が一杯で路上駐車した覚えがある(5年以上前?)程度。今回は尾瀬戸倉スキー場の駐車場に停めることになってました。しかし、沼山峠への道に比べたらかなり楽ですし途中も栄えてますよね...。

で、尾瀬戸倉スキー場到着は8時頃。駐車場にはまだ多少は余裕がありましたが、かなりの先行者がいる模様でした...。天気は変わらず曇り。期待薄かなぁと思いつつバスに乗り込み、いよいよ鳩待峠へ。

鳩待峠に40分程で到着し、バスから降りそのまま峠から登山道を下山。dikedaは小学生の頃にも来た事もあり、ある意味(笑)行きなれた道なので迷うこともなく、一気に山道を降り続ましたが...そこそこ混んではいましたが思ったより空いてました。この時期に来たのは初めてだったので、ところどころ残っている雪に尾瀬の自然の厳しさを垣間見ましたが。で、途中ふと見上げると、なんと至仏山が綺麗な姿に!運良く綺麗に晴れ渡ってきたのです。いや予想外。ラッキーとしか言えません(笑)。

途中に水芭蕉のスポットがあり、ちょっと木道が混雑状態(写真撮影をしてるんですね...)になってました。尾瀬ヶ原から登ってきた人に「こんなところで撮らなくても下に降りればもっとすばらしいよ」と言われつつ、やっぱり水芭蕉はいいものだとじっくり鑑賞してしまいました。確かに後から考えたら大したことはなかったんですけど(笑)。

そのまま新緑も愛でながら、河を渡って山の鼻に到着。さすがに人が多かったので、山の鼻で一息ついた後そのまま尾瀬ヶ原に直行しました!

■水芭蕉と至仏山

山の鼻から一歩尾瀬ヶ原に足を踏み入れると、今までと比べ尾瀬ヶ原の湿原の水位が異様に高いことに気付きました。雪解けの水が流れ込んでいるんですよね。で、そこに水芭蕉があたり一面に!一昨年の尾瀬沼方面とは違い、開放感のある湿原で見られる群生は実に美しく可憐。しかも、振り返ると雪をかぶった優美な至仏山が聳え、なんとも言えず感動的。振り返れば遥かに燧ケ岳も望め、最高の時に来たことを実感しました。木道は混雑で人の列になって自動的に進む感じだったのですが(笑)、その間隙を縫って振り返ってみればその全てがシャッターチャンス(笑)。そんな気分で快調に湿原を30分ほど進みました。

11時半頃に牛首分岐に到着し両親の到着を待つと、ここまでで満足したのか両親は牛首でしばらく休んで山の鼻に戻るとのこと。dikedaは当然それでは物足りないので(笑)、尾瀬ヶ原の中心である竜宮小屋まで行って戻ることにしました。で牛首からちょっと進むと...例の「尾瀬の象徴として紹介される水芭蕉の写真の場所」に到着!ポスターや絵葉書でよく照会される絶景です。雪の至仏山をバックに水芭蕉の広がる浮島、それを彩る雨上がりの澄んだ青空。まさに尾瀬の象徴といった景色に感動でした。...とは言えカメラの脚立の連立もなかなかの壮観でしたが(笑)。ここは本道の木道から分岐している部分で、その先は行き止まりで、最奥まで行くと景観がいまいち。中間がベストなんですね。dikedaの写真も、実はカメラとカメラの間からなんとか撮ったものなのです。折角来た観光客がじっくりとこの絶景を堪能できないという意味でカメラマンの独占はして欲しくないんですが、この日は本当にベストな日でしたからね。カメラに収めた写真を後でゆっくり眺めるということで、次々と来る人に追い出されるように、dikedaもそそくさと退散しました。

このちょっと先でdikedaはカメラのキャップや電池(!)を湿原に落としたことに気付き、数百メートル戻って電池だけは発見するというトラブルに巻き込まれましたが(泣;ここで無くしてたら本当に泣いてました)、早歩き状態で竜宮小屋に20分程で到着。ここからも至仏山・燧ケ岳の眺望も最高でしたが、十字の分岐をちょっとだけ山の方(富士見峠方面)に向かうと、木道が水で埋まるほどの川に一杯の水芭蕉が咲く絶好のスポットを発見。さすがに景色という意味では先ほどの場所には負けますが、人が少なかったことと水芭蕉が間近に見られたという意味で行ってよかったです。なかなか立ち入る人は居ないと思いますしね。ちなみに、戻って写真を収めた「竜宮」(水が湧き出しています)からの至仏山も最高の景色でした。それにしても、この時の空の青さは本当に澄んでいて感動的でしたね...。

気分を良くしたdikedaはより良い景色を求めて、そのまま戻ればいいものをヨッピ吊橋方面に立ち寄り(笑)。両親との待ち合わせ時間に間に合わせるため(遅れましたけど)駆け足でまわりましたが、やっぱり先ほどのポイントと比べたらいまいち。雄大な自然の中でのハイキングという意味では非常に楽しめましたが、ちょっと走って疲れました(笑)。

■至仏山麓の見本園〜帰路

行列を次々と抜きつつ(笑)、なんとか山の鼻に戻ったのが13時。汗だくになってました。お腹も減ったので途中のコンビニで買い込んだおにぎりなどを食べ、しばらく休憩。両親はかなり悔しがっていましたが、今から戻る気も起きなかったようで、代替として山の鼻の奥に広がる「植物研究見本園」を周回することに。人の手が入った状態らしいのですが、こちらも先ほどの竜宮小屋の奥と同じで至仏山から流れ込む川で木道が水没している状態。水芭蕉が咲き誇る最高の状態でした。というか、川の中に水芭蕉が咲いている状態って...ほんとうに珍しいですよね。これが濁流なら興ざめですけど、本当に澄んだ清い水が流れているので、心が洗われるような感覚。一周1時間弱、ゆったりと楽しめました。

山の鼻に戻ったら、あとは地獄の登り(笑)で鳩待峠へ。いやdikedaにとってはそれほどではないですが。この道は見所もないので、ひたすら登るだけでいいのですが、この日はさすがに大混雑。dikedaは追い抜きを続けて、30分くらいで峠に到着してました。まぁちょっと疲れましたが。両親の到着を待って、バス・タクシー共通チケットを買って(行列長すぎ...)、大型タクシーにて駐車場まで戻りました。ちなみにこの日は帰りが早かったのか(14時頃)、乗る方の行列はたいしたことは無かったです。

■まとめ

今回は天気予報も微妙でちょっと心配な状態でしたが、為せば成る、尾瀬の最高の時を過ごせました。一生の運のかなりを使ってしまったかもしれませんが(笑)。あとからカメラの中の画像を見直してもそれなりによく撮れていて(さすがに風の止んだ時期などタイミングを図ることはできませんでしたが)、印刷してもいい絵になりました。また来年も行きたいですけど、この時以上は望めないのかなと思うとちょっとだけ悲しかったり...。これ以上は山小屋に泊まるしかないですね(笑)。

ちなみに今年はこれで尾瀬にとりつかれました。あと2回行くことになろうとは(笑)。

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