2004.09.24(Fri.) 晴れのち曇り
   尾瀬に行って三条の滝を見て燧ケ岳を一周してきたよ

■経緯

先週の清里の山・渓流歩きにちょっとだけ自信を深めたdikedaが、駆り立てられたように行きたくなったのが、憧れの尾瀬の「三条の滝」。実は先般の大阪出張にて、「日本の滝 東日本編」というマイナーな(失礼)本を入手して、その内容を熟読したところ、やはり尾瀬の三条の滝は体力のあるうちに見ておかないといけない、という強迫観念が出てきました。ところが、家族旅行ではまず無理。そこへ、zakuどのに「壮大な計画あり」と相談したところ快く同行を引き受けていただきました。...って初めてであんなにきつい目に遭うとは思ってなかったと思いますが(謝)。なお、尾瀬の行程には各所の標高とその間の距離、その後に高低差、さらにガイドブック記載の目安の時間を記載しました。ご参考まで。

■早朝出遅れ

で、連休の谷間を休みにしたdikedaとzakuどの。レンタカー(FITくん)は前日に借り、そのまま自宅に放っておいて早めに睡眠(でも25時...)。で、起きたのは3時。やはり、山に行くのであれば早く行かねば、ということです。

4時くらいに自宅を出て、zakuどのの住む川崎までずっと下道を行く。...って、信号引っかかりまくりだってばよ(泣)。特に都心は、青になったと思ったら次の信号が赤になる(笑)。空いていて道幅も広いので、スピードを抑えるためにわざとやっているとか?ともかく、やっぱり首都高は偉大ですね(泣)。結局、友人宅着は5:20くらいでしたか。しばらく国道1号を上って、某事情により川崎に戻ってから再出発。あとは、国道1号から首都高目黒線→都心環状外回り→池袋線→王子線(中央環状線)→安行にて、東北道へ。浦和通過は6時ごろでした。

地理勘のある方はご存知かと思いますが、関越道ではなく東北道経由ですから、目指すはdikedaの行きなれている沼山峠方面。まぁ、最終目的地が三条の滝ですから、下(鳩待)からは時間かかりますしね。で、蓮田SAでひと休憩、運転交代、上河内SAでひと休憩、運転交代にて、西那須野ICで東北道を降ります。で、那須の国道400号にて塩原温泉を通過、峠を3つ越えて、檜枝岐到着が9:00でした。行きなれた道ですが、やっぱり距離が長いので疲れますよね...。

■御池(標高1,510m)〜1.5km〜上田代(標高1,620m)〜6km〜三条の滝(標高1,250m)
 :+110m-370m:目安200分

檜枝岐から最混雑時は駐車場となる七入を通り過ぎ、一気に細くなった国道352号を登って、御池駐車場にFITくんを停車。まぁ、あまり混んでませんでしたね。予想に反して、そこそこ晴れてました。山登りの格好(dikedaは先週とほぼ同じです)で、途中のコンビニで仕入れた昼食をリュックにつめこみ、9:30にいざ上田代方面へ御池駐車場の奥から出発!この経路はdikedaも初めて。普段は御池から沼山峠までバスに乗ってしまいますからね...。ちなみに、基本的に道は全て木道になっており、写真だけ見るとハイキング気分でも行けそうですが、距離と高低差を考えるとそんなに甘いものではありませんです。燧ケ岳の北麓を結ぶという意味で、裏燧林道って言うんですね。御池から数分で、「御池田代」という草原(湿原?)の気持ちのいい空間に出て、非常に清々しい気分になりました。気分の良いままさらに100mほど登っていくと、同じような綺麗な草原の空間が、林を挟みつつ続きます。まるで、天然ゴルフ場のような感じです(笑)。このあたりが上田代ですね。って、足を踏み入れたら泥の沼かもしれませんが(笑)。

しばらく、「*田代」(草原・湿原のことでしょうね)と言った地名が続いた後、一気に下りに入ります。ところどころ木道がなくなり、木の根の階段や泥の崖を這い上がる箇所もありましたが、全体的にはぶなの森林の中を歩く感じで、森林浴にもなっていい感じでした。

歩くこと1時間強、やっとこさ尾瀬ヶ原方面の近道と三条の滝へ降りる分岐へ。ここから三条の滝方面は木道はなくなり、一気に崖を下ることになります。滑らないようにゆっくり進み(登りの大集団とかちあわせて10分以上待ったり(笑))、渋沢方面との分岐を上り側(左)に折れて、三条の滝へ一直線。このあたり、崖の腹を進む感じで道がアップダウンを繰り返しており、体力を消耗します。で、三条の滝入り口の分岐から、厳しい下りを降り、さらに、鎖付の木の梯子を2つ降りたところに、遂に見えました三条の滝!感動です。尾瀬沼・尾瀬ヶ原山系の大量の水を集めて、只見川の本流である幅30メートルの水が一気に100メートル下まで駆け降りる様は、日本最大の滝といってもおかしくはないと思います。現地で見ると、写真では伝わらない迫力があります。いやぁ、2時間弱かけてここまで来て、本当によかったです(嬉)。って、普通は「登山道入り口から3時間20分」なんですけど(汗)。ペース速すぎですか我々...zakuどのも汗びっしょりで頑張ってもらいました。って、ここまではずっと下りでしたので、本当の地獄はここから(笑)。

■三条の滝(標高1,250m)〜3.5km〜尾瀬ヶ原(見晴)(標高1,400m):+150m:目安120分

11:20頃に、三条の滝を出発。先ほどの梯子を登り、滝入り口に戻って、分岐を上流側へ。さらに只見川を登っていきます(川面は見えませんが)。急坂を20分ほど登ったところで、これまた壮大な平滑の滝の展望所へ。川幅が広がって、なだらかな長さ50m、幅500mの一枚岩を下る滝は、三条の滝とは別の意味で壮大でした。この角度(ほぼ真上です)からしか見えないというのも凄いですけどね(笑)。

数分休んだ後、さらに登り尾瀬ヶ原を目指すdikedaとzakuどの。ここのあたりは距離は短いのですが、只見川の滝を辿って登っていっているのでわかるとおり、崖の横っ腹を徐々に登っていく感じで、沢にあたるとアップダウンがあったりと、非常に厳しい登山道です。特に平滑の滝の直上は尾根のようになっていて、幅の狭い梯子の左右が崖といった箇所も。雨では大変でしたねこれは...。

平滑の滝から10分ほど頑張って、上田代から降りたところの分岐から来る近道(木道付)と合流すれば、あとは尾瀬ヶ原と同じレベルで、ほとんど坂はなくなります。今回で一番きつい部分をクリアして、満足したところで尾瀬ヶ原の端、赤田代(温泉小屋)に出ました。時間にして12:00ちょうどぐらいでした。dikedaにとっても久々の尾瀬ヶ原なのですが、やはり、尾瀬ヶ原は感動です。尾瀬に入る道はどれも見通しの悪い道なので、突然広大な平原が広がっている様を見ると、どのアクセス路から来ても疲れが吹っ飛ぶ感じでしょう。ちなみに、残念ながら当日は燧ケ岳至仏山も雲をかぶっていました。まぁ、次の機会に、ということで。

そこで昼食でもよかったのですが、折角だから尾瀬ヶ原の終点「見晴」まで行ってからにしようとdikedaが提案、1.7kmほど気持ちのいい尾瀬ヶ原を満喫しながら歩いて、12:30頃に見晴に到着。ここにはdikedaも鳩待峠経由で来たことがあります。尾瀬ヶ原の一番の奥地であると同時に、尾瀬沼を含めた尾瀬一帯の中心。山小屋が集まるポイントでもあります。しかしこの日は天気予報があまりよくなかったのもあるのか、非常に閑散としていました。って、全く人が居なかったわけではないですが。ある小屋の前のベンチで休憩がてら昼食。湧き水もあり、30分ほどゆったりまったりとすごしていました...zakuどのは。dikedaは見晴から尾瀬ヶ原方面の写真を撮ったり、振り返って撮ったりと忙しく動き回っていたり(泣)。

■尾瀬ヶ原(見晴)(標高1,400m)〜5km〜尾瀬沼(沼尻)(標高1,665m)〜6.7km〜沼山峠(標高1,784m)
 :+384m:目安280分

実は、今回の計画で、距離的にはここはだいたい半分。きつい部分は終わってますが、まだまだ先は長いです。で、13:10頃に出発した我々は、尾瀬ヶ原を背に燧ケ岳方面に木道を登り、沼尻川(いや写真は違いますが...途中の小川です)に沿って尾瀬沼方面へ。尾瀬の2大スポットの尾瀬ヶ原と尾瀬沼を結ぶ道ですが、本格的な山道と紹介されており、あまり経験した方は少ないのでは?と思います。dikedaも初めてでした...が、ほとんど木道なんですね...びっくり。本当にきついところ(峠付近はかなりきついですけど)は通常の登山道になってましたが、登ったところに木道があったりと、すいすいと登っていける感じでした。zakuどのと別れて(多少、ペースが違いましたからね)、白砂峠を越えて、一気に降りたところからしばらく歩いて、dikedaのなじみの沼尻休憩所にたどり着きました。13:40くらいでしたね。一回も休憩しなかったので、非常に早く来られました。見晴では晴れていた天気もここではすっかり曇ってしまい、燧ケ岳も全く見えませんでした。前回も雨に祟られた覚えがありますが、さすがに雨が降るほどではありませんでした。こうなると尾瀬沼の景色はいまいちなんですよねぇ...。

zakuどのを待って、14:10に沼尻出発。さすがに尾瀬沼の南岸経由はやめ、北岸経由でゆったりと尾瀬沼ビジターセンター(長蔵小屋)へ向かうことに。湖岸のまったりとした道を30分ほど歩き、沼山峠方面との分岐の大江湿原に到着。特に行く理由もなかったので、長蔵小屋へは行かずにそのまま沼山峠方面へ。このあたりは、やっぱり燧ケ岳が見えないとあまり印象はないですね...。今回もまた通過するだけになってました。まぁ、湿原の風が非常に気持ちよかったですが。

大江湿原を20分ほどで通り抜け、最後の登りが沼山峠。さすがに疲れてましたdikeda、ふらつく足で登りましたが、尾瀬から戻る道では一番楽な筈の沼山峠も結構きつく感じていたり(泣)。結局15:30に、沼山峠休憩所到着となりました。最後、足の裏がミシミシいいだして、非常に危険な状態でしたが...。ちょっと無理したかな(笑)。というわけで、ここにて燧ケ岳を一周する大行程完了となりました(正確には御池に戻ってから達成ですが)。お疲れ様でした >zakuどの。

■温泉と帰路

沼山峠からバスで16:00頃に御池まで戻り(このバスで寝なかったことはありませんね...この日も含めて(笑))、あとはFITくんできた道を戻る...、と、途中憧れのモーカケの滝に寄って写真(笑)。水少なかったですし、三条の滝を見た後だと...という感じでしたが、いい滝です。

七入から檜枝岐に降りて、寄るのはdikedaが前回も寄った「燧の湯」。檜枝岐には3つの公共温泉があるのですが、実質ここしか行ってないような(笑)。休憩室がないシンプルな温泉なんですが、露天の気持ちよさとお湯のよさがいい感じです。ゆったりとすごした後、飲料を補充してまったりと戻ることにしました。17:00頃でしたね。

来た道を戻り、中山峠を越えて会津高原駅、そこから山王峠を越えて塩原(ここのあたり後ろから走り屋に追い立てられてたり(笑)、那須で一度ガソリンを入れて、西那須野ICから上河内で軽く休憩を取った後、大雨の降る東北道をゆっくりと帰京しました。昼のおにぎりが結構腹持ちがよかったのか、蓮田SAまで全く食事取らず...いや寝てましたかdikeda(笑)。本当は三郷のファミレスを想定してたんですが、蓮田SAで夕食を取りました。すでに20:30過ぎてましたね。

そのまま、東北道から外環を通って三郷、そこから松戸駅にて21:30頃zakuどのとはお別れになりました。いやほんと疲れましたが、天気もそこそこよく非常に満足のいく旅行でした。またよろしくです。

■総括:22.7km:+644m-370m:目安600分

dikedaとしても、今回の旅行は特別です。なにしろ、憧れの三条の滝を目の当たりに出来たんですから。天気も良く、さらには(シーズンがはずれてたのもあるでしょうが)あまり人が居なかったのも非常に吉。尾瀬のポイントをほとんど抑えましたしね。しかし、最大の満足は、目安の時間が10時間の23kmを休憩込みで6時間弱で制覇したことでしょうか(泣)。...決して、いいことではないのかも知れませんが(笑)。まぁこのペースで山をこなせる自信はついたので、また山に登ってみたいと思います。

ちなみにFITくんの燃費は、616km / (26.30l + 9.46l ) = 17.23km/l でした。なんだかんだ言っても1,510mまで登ってますから、非常に燃費はよかったと言えるでしょう。って、こんなに走ったのか(笑)。


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