2003.12.29(Mon.) 晴のち雨
   上越国境を越えて南東北を横断したよ

■経緯

毎年恒例の仙台の友人宅訪問。青春18きっぷにて毎回いろいろなルートで行っているため、もう選択手段が・・・と考えていたところに、ふとひらめいたのが「新潟経由」と「只見線経由」。他の手段は以下の通り、全て制覇済みです(経験した行程で列挙)。


単純に北に行くのではなく、まず上越線からの行路を考えると、以下の二つが残っていたわけです。


双方を制覇しようと企画したのが、29日と31日の行程になったわけです。

■出発、始発ワープ

29日のルートは、まず大宮まで出て、高崎まで上越新幹線にてワープし、上野発高崎線始発列車の乗り継ぎ(自宅からでは間に合わないのです・・・)上越線各駅停車を捕まえ、水上乗り換えにて上越国境を越え、そのまま長岡まで。長岡から新潟に快速「くびき野3号」にて出た後、坂町まで行き、そこからは本日のハイライト米坂線で米沢、あとは奥羽本線にて山形、仙山線にて仙台というスケジュールとなりました。

高崎線始発には間に合わないものの、出発はやっぱり武蔵野線の「始発」電車。一本後でもよかったのですが、間に合ったので始発に乗って、南浦和乗換えにて大宮到着。って、大宮は待ち合わせ施設がないのね・・・(泣)。間違っていると思いますが。待ち合わせに30分以上(寒風吹き荒ぶホームにて)待って、来た列車は上越新幹線始発のとき301号。予想に反してE2系でした。ハイシーズンとはいえ空いてましたが・・・(笑)。高崎到着までほんの20分でしたが、まぁゆったりと出来ました。ちなみに、途中で赤城山浅間山の山姿が見えましたな・・・。

■感動の上越国境

高崎駅の新幹線ホームからダッシュにて水上行き普通電車に乗り込むdikeda。列車がホームに入ってきたところだったようですが、それでもボックス席は全て埋まっている混雑。ドア際の2人席に素直に座りました。それから出発時間まではあまりなかったですが、どんどんと人が乗ってきて、しまいには満員電車状態に(泣)。3両は酷過ぎですよJRさん(泣)。スキーやスノボー持参の人が多く、それぞれの荷物が多かったというのもありますが。

水上行きは新前橋、渋川、沼田と順調に停車し、水上到着までほぼ1時間。段々と雪深くなる景色に感動してました。さて、水上駅では・・・、これが「水上ダッシュ」か(笑)。スキー客が渡り階段に殺到し、隣の3両の長岡行き列車に乗り移ろうと必死にダッシュしてました。dikedaもそれにまぎれて、なんとかボックスの奥は確保しましたが・・・、前から乗っていた人も含め、先ほど以上の大混雑になってました・・・。ほんと頼みますよJRさん(笑)。たまたま、同じBOXは全員青春18きっぷ客でしたが(笑)。(新清水トンネル内の改札で全員一発パスだったのですぐにわかりました)

程なく湯檜曽から上越線下りは「新清水トンネル」に突入。ループを明かり部分からは眺められないのですが、湯檜曽・土合のトンネルホームが新鮮です。前の青春18組は(ムーンライトながらで来たようでしたが)感動してましたね。上越国境を越え、トンネルを抜けると、やっぱり雪国でした。・・・その前から十分雪国だったって(笑)。で、越後中里で大量のスキー客を降ろし、越後湯沢で乗り降りがあり、石打・上越国際スキー場にてふるい落し。六日町付近では相当落ち着きました。越後中里へは普通列車で行くんですね皆さん・・・、越後湯沢から戻った方が楽だと思いますが。車窓は水上からずっと雪景色でした。六日町付近の八海山綺麗でしたね・・・。ちなみに、我々のBOXは結局宮内までは一緒でした(笑)。空いてきてそれぞれ散り散りになりましたが。

■宮内とくびき野

宮内到着直前、ふと下車しようと決めたdikeda。予定では長岡でしたが、続いて乗る快速「くびき野3号」が宮内も停車すると知ったdikedaは前もって乗っておこうと画策したわけです。ところがここでトラブルが2件。まず、宮内駅直前の踏み切りで・・・車が立ち往生。おいおい・・・。結局15分ほどそのまま待ったかなぁ。それから、dikedaの携帯に仕事の電話が(泣)。まったく、この運命からは仕事を変えない限りは逃れられないようですな・・・。写真を撮ろうと思ってましたが、結局急いでカメラを向けたのがこの一枚唯一。しかも、そのあと「長岡行き各駅停車」に乗ってしまう罠(泣)。なんのために降りたんだか全くもう・・・。呆けてました。

仕方なく、長岡にて(先ほどのBOXの同輩も居ましたが)くびき野3号を待つことに。現れたのは、(多分)183系の旧特急列車。快速にこういう優良列車を入れることには大賛成です。さすがに頭のカバーはなかったですが、フリーストップリクライニングは快適でした。ちょっと混んでたので隣は譲らざるを得なかったですが、1時間を快適に過ごせました。

■米坂線

くびき野号にて新潟に到着し、すぐに村上行き普通列車に乗り換え。この間はあまり記憶がありませんが・・・(笑;寝てました)、1時間強で坂町に到着。30分強の乗り換え時間にて、本日のハイライト米坂線に乗車です。って、汽車もう停まってました(笑)。颯爽とBOX席を確保。結局そのBOXに人が入ってくることはありませんでしたね・・・。絶景と言われる雪景色も、残念ながら本日はなし。というか大雨(泣)。正直言うとあまり印象が残りませんでした。乗車したのはキハ48系。遅いですよね・・・。キハ110系を入れれば相当にスピードアップできそうだという意見には賛成です。今ののんびりした感じも棄てがたいですがね・・・。車内設備にしても、途中の今泉で見かけた山形鉄道と比べたら天と地の差ですし。まぁでも、米坂到着まで2時間弱、ローカル線の雰囲気を堪能させてもらいました。

■残り

米沢から、山形新幹線でない奥羽本線にて山形まで行くのは、実はdikeda初めてでした。しかも、719系なんですね。元特急列車の台車を流用したらしいので、足回りが非常によいのです。そう考えると、奥羽本線って新幹線と元特急の普通列車が走っているという意味では、どの路線よりも花形路線なのかも知れません(笑)。実際、揺れも少なく(これは線路幅のお陰?)乗り心地も抜群、さらにはスピードも米坂線とは段違い(比較対象を間違えてますか(笑))で、非常に快適な移動でした。

山形からは、仙山線。こちらも719系。全く持って快適でしたが、既に外は真っ暗のため、実際は前の日記を書いていたりして・・・。そのまま、仙台到着18:01の後、友人宅にお世話になったのでした。

2003.12.30(Tue.) 晴
   宮城県の海岸線を辿ってきたよ

■伴侶

本日はレンタカーにて宮城観光の予定でした。既に仙台市内の最寄り駅前のレンタカー屋にて8:00より12時間を予約済みだったdikeda。30分ほど遅れで、借りたのはトヨタ「Fun Car Go」。背が高いのでたまにフラフラしますが、最近の小型車カーゴの先駆である上に、どうも新車だったらしく(走行距離1,200kmでした)、なかなか快適でした。

■松島

さて、最初の目的地は、松島の奥の大高森。友人が人から聞いた話では、松島を一望できる絶景ポイントとのこと。利府・多賀城・塩釜経由の一般道にて松島(瑞厳寺付近)を通過し、奥の半島にたどり着いたファンカーゴ君。途中の片側通行や砂利道に戸惑いつつ、たどり着きました大高森展望台。いや松島絶景です(笑)。前に松島に来た際のいまいちだったイメージが吹っ飛びました。しかも結構晴れてたので、いい景色が撮れたと思います。

そのまま、奥松島の半島を観光。嵯峨渓には行けませんでしたが・・・いい運動になりましたな(笑)。

■牡鹿半島

次は、dikedaと友人共通の希望の地「金華山」。とは言え、金華山は完全な離島。なので、その前の展望台から全景を見ようということで一致し、女川経由にて牡鹿半島へ。って広いですなぁ・・・。道も適度に狭く、まぁ快適ドライブで牡鹿半島先端、さらに金華山の見える展望所へ。なかなかいい景色が撮れましたはい。

ところが、帰りに「コバルトライン」という名の尾根伝いの道を通ろうとしたのでしたが、残念ながら路肩崩れのため通行止め(泣)。ここはリベンジが必須となりました。前の地震の影響ですかね?で、そのまま本道とは反対側の道に回ったのですが、これが最悪・・・。道がクニャクニャ曲がっていて、運転しているdikedaも友人も酔ってしまいました。女川原発のあたり、近寄らない方が賢明です(笑)。

■神割崎、岩井崎、暗闇

女川付近のコンビニ&パチンコ屋の駐車場で昼食を取ったのち(13:00頃でしたか)、どうせなら南三陸海岸を堪能してみるかと、気仙沼まで北へ向かうことにしました。途中一部道幅の狭い箇所もありましたが、快適なドライブを楽しみつつ、15:00頃に到着したのは神割崎。三陸の断崖が、割けて割れたような状態になっているのです。なかなかダイナミックな地形でした。まるで大自然の芸術品のようでした。

すっかり三陸海岸の虜になった我々は、気仙沼までの間にある「岩井崎」に次の目標を定め、快適ドライブ・・・と思ったら、途中から渋滞にはまる罠(泣)。気仙沼市街が近付くにつれ、信号も多く車も多くなってきたようなのです。ノロノロ進行の後、岩井崎への右折路をすり抜け、暗闇直前の岩井崎に到着。駐車場からのアクセス路の間で夕焼モードにて海岸の写真を撮りつつ、岩井崎の名物「潮吹岩」を鑑賞。すぐまで行けるんですね。タイミングが取りづらかったのですが、地面の下で蠢く(笑)音に合わせて取った写真がコレです(間違えて夕焼けモードのままになってますが(汗))。なかなか豪快でしたよ!

岩井崎から出発し、最後に目指すは「巨釜・半造」。気仙沼市街の更に先です。が、渋滞は酷くなるばかり、更には夜も更け始め、少しは明かりが残っているか、という頃に「巨釜」に到着。17:00頃でしたかね。あたりは真っ暗直前、なんとか「折石」へのアクセス路が見えている状態(街灯なんてありませんよ(笑)。一歩でも足踏み間違えたら海の下まっ逆さまの状況で、頑張って写真撮ってみたんですが・・・この結果(笑)。実際肉眼でもぼやーっと見える程度で、リベンジ必須の地となってしまいました。半造も行ってみたいですね。しかし、あれほど混むとは思わなかったです・・・、気仙沼恐るべし(泣)。

■帰路

真っ暗になってしまったので、レンタカー屋の閉店時間である20:00を目指し仙台へ戻ることになったFunCarGo君。国道284号をほぼ平均時速70km/hで高速走行し(その間でナビの予想時間を1時間弱縮める(笑))、あとは東北道で仙台近郊まで快適ドライブ。強風で速度規制は出てたようですが、気にせず南に直行。おかげさまで、19:00には到着してました。いやぁ、いろいろあったけどドライブとしては非常に満足の旅になりましたです。

ガソリンを満タンにした後トヨタレンタカーにFunCarGo君を返却。450km/28.29l=15.9km/lと、なかなかの燃費でした。で、近くのCOCOSにてちょっとだけリッチな夕食を取った後、そのまま疲れて眠ってしまいました。って、dikedaだけか(笑)。実際、ちょっと疲れましたかね。特に最後(笑)。

2003.12.31(Wed.) 曇ところにより雨
   只見線に乗って南東北を縦断してきたよ

■出発

本日のハイライトは、只見線。直通列車が一日3往復しかない、ローカル線中のローカル線。それだけに、鉄道ファンにとっては憧れの路線でもあります。大晦日のこの日、しかも雲行きは(新潟方面は)怪しいのはわかっていたのですが、決行するなら今日しかないと決断したわけです。

朝8:30頃に仙台駅に到着した我々は、青春18きっぷを有人改札にて判を押してもらったのち、ふと案内に「快速シティラビット」の文字を発見。もともと普通列車で福島までいくつもりが、一本前の臨時快速に間に合ったわけです。って、時刻表にはしっかり書いてましたがね・・・気付かなかった(笑)。まぁ、早く行っても乗り継ぎ列車は同じなんですが。

快適な455系のシティラビットは昔の東北本線昼間特急のように快調に駅を通過し、10:00頃に福島到着。一日5往復なんて勿体無いと思うんですがね・・・。で、駅構内では駅弁さえ売ってない(泣)福島駅にて、30分ほどの待ち合わせとなりました。

次は、阿武隈急行からの直通郡山行き。始発ではないので混んではいましたが、なんとかボックス席を確保し、1時間弱を各駅停車で。しかし仙台から郡山まででも、「蔵王」「吾妻連峰」「安達太良」と本当に見所の多い路線ですね、東北本線は。車窓見てても飽きませんでした。

■大混雑

で、郡山に11:21に到着した普通列車から、ダッシュにて会津若松行き磐越西線各駅停車ホームに向かうdikeda。って、既に大混雑だったんです(泣)。3両編成の455系が一杯。絶対に需要見誤ってると思うんですが。確かに、乗れないことはなかったのでいいのかもしれませんが、デッキに人が溢れている状況はやっぱりおかしいですよ。って、地元利用の人が相当降りたので、次の駅でまぁまぁ楽になりましたけどね。

東北本線の下り(これも大混雑(笑))の接続を取り、11:40頃に発車した各駅停車は、徐々に山を登っていき、磐梯熱海、猪苗代(さすがに積もってました)で相当の人を下ろした後(それでも最後まで立っている人は居ましたね・・・。我々は猪苗代でたまたまボックス席を占領できましたが)、13:00頃にちょっと遅れて会津若松に無事到着となりました。ちなみに、この区間快速「あいづ」が485系にて運転されています。うーん乗りたかったんですが。

■只見線

弁当を駅を出たところのキヨスクで(残り2つでしたが(笑))購入し、戻ってみた只見線各駅停車は、全く混雑している様子がない(笑)。地元の方と明らかに「鉄」の方々が中心。ボックスは半分くらいでしたかね。これから待ち合わせも含めて、6時間近い旅路をこの汽車と共に過ごすのかと考えると、ちょっと感慨深かったり。時間だけ考えれば東海道新幹線と一緒ですよ(笑)?

13:08定刻に出発した只見行き各駅停車は、会津盆地の南端をゆっくりと進み、しばらくすると山に分けいる。が、雪の様子は全く無し、次第に雨の模様が(笑)。適度な駅間で、テンポよく駅に止まって行く感じなので、当方少し寝てたりしましたが・・・。途中、越後川口では只見川綺麗に見えて、思わず車外にて撮影。と、「鉄」の方々が総出でカメラを向けている。そう、タブレット交換シーン。dikedaは鉄の人の中でもどちらかというと車窓&内装派の人なのであまり興味はないのですが、まぁ鑑賞してました(笑)。ちなみに、タブレットというのは、入れ違いの必要な路線での信号のようなもので、要は「タブレット」と呼ばれる大きいワッカがないとその区間を走ることができないのです。そうして、追突衝突事故を防ぐわけです。古典的ですが、理にかなった確実な信号ですよね。

越後川口からさらに只見川を登ると、徐々に雪景色が車窓に広がってきます。・・・が、雨はどんどん酷くなっていく(笑)。雪国の雨ってのも・・・どうかと思うんですが(笑)。うつらうつらやっていると、ようやく16:02に只見駅到着。一応終着ですが、列車番号を変えて同じ列車がそのまま小出まで直通してくれます。行き違い待ち合わせに18分ほど待ちますがね・・・。その間にパンフレットなどを漁るdikeda(笑)。しかし、駅内部にも周辺にもなんにもありませんな・・・。まさに日本の田舎、といった風情でした。

16:20に出発した小出行き各駅停車は、奥只見ダムをかすめながら(すっかり暗くなってしまいましたが)、2つの大トンネルを抜け魚津盆地に出て、真っ暗の氷雨の中を小出まで定刻どおり17:42に到着となりました。

長時間乗っていたわけですが、只見川の雄大な風景と雪景色(まぁ雨でしたが(泣))、のんびりとした雰囲気は一つのテーマパークのようで、真面目に良かったと思います。大雪、新緑、紅葉と、それぞれの季節に再訪してみたいですね。

■残りとワープと簡単なまとめ

それからは消化区間。小出駅で50分ほどの待ち合わせ(って長いなぁ・・・(泣))の後、上越線各駅停車にて浦佐まで出て、上越新幹線自由席にて大宮まで戻ってきました。越後湯沢で相当の人が乗ってくるかと思ったら、指定席には人が溢れてましたが、意外や自由席にはほとんど人が乗ってこない。さすが大晦日(?)と言った感じで、あっという間でしたがずいぶん楽でした。って、この日記を書いていたという噂もありますが(笑)。

大宮で20:01に降りた我々は、駅前のCoCo一番館でカレーを食べ、21:00に解散となりました。毎年見ていた紅白が(最初だけ)見られなかったのは残念ですが、結構楽しい旅でよかったと思います。次は・・・あるかな?>友人殿


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