2003.09.15(Mon.) 晴れ
下田に超高速船に乗りに行ったよ
- ■経緯
- 今回の旅の契機は、「テクノスーパーライナー希望」。この船、最高時速80km/hという超高速性能を持つ実験船を母体としており、下田と清水の間を約80分で結んでいるらしい。これは乗りに行かねば(笑)、ということでの企画となったのです。
- ■リゾート21
- 集合は北千住駅10:30。目的地は伊豆の南端下田港。素直に常磐線より東京駅にてこだまの自由席特急券を買い求め、熱海経由で下田に行くことに決定。しかし、個人の用事で東海道新幹線に乗ったのって・・・dikedaは実は相当ない(笑)。同じ友人と岡山に行ったとき以来か・・・?箱根行ったときは小田急だったし、熱海行ったときは普通列車のグリーン車だったし。微妙なのは福井に仕事に行く際に前の休日に新幹線で名古屋まで行って、高山(!)経由で行ったときは個人の用事だけど・・・スーツだったし。多分、5年ぶりぐらいかと思われます(笑)。
熱海までこだま(これも久しぶりだなぁ)で弁当を平げ、ちょうど食べ終わったところで到着。乗り継ぎは、30分後の普通列車リゾート21(笑)。踊り子を敢えてやり過ごしてそれを狙ったのは、当然いい列車だから。とりあえず我々は最前列に陣取り、車窓を独占状態に。まぁ先頭の展望席はさすがに満員になってましたが。その後ろも、海に向いた席とボックス席で構成される、リゾート列車。装備も元特急だけあって豪華。乗りドク列車です。連休最終日の下りなので多分空いてたんでしょうなぁ・・・。熱海から伊東、伊豆高原、熱川、稲取、河津と見慣れた街(笑)を通り過ぎ、展望席で唯一残った我々は伊豆急下田駅に14:36に到着。なかなか楽しかったです(嬉)。しかし、運転席との仕切りは簡単なもののみなんですね。「お静かに」という車内放送もまぁ納得です。
- ■テクノスーパーライナー希望
- 伊豆急下田駅にて新しいリゾート21(やっぱり普通列車(汗))を撮影後、そのまま下田港へ。結構早歩きで10分ぐらいかかりましたか。荷物持ちにはちょっと辛かったかも・・・。テクノスーパーライナーは電話で予約が必要。って、空いてたんですけどね。基本的にはカーフェリーとして使用する人が多く(全体の90%以上でした)、乗船のみでも自転車組を除くと、我々と1人のみだったような気が・・・。後ろの甲板口から車にまぎれて乗船すると、甲板の階上に座席の並ぶ広い客室が。リクライニングはしませんが、そこそこ気持ちよかったです。台風などの緊急事態の救助の際にも役に立つようにか、ベッドとしても利用できるシートの構造をしていました。
そもそもテクノスーパーライナーは、ホバークラフトではないのですが、船体を海面から浮かび上がらせて高速巡航する仕組みになっています。なので、波浪・強風に強いそうで、台風の中でも十分に運行可能という設計になっているそうです。まぁ揺れるのは止められないでしょうが・・・。
座席の30%ほどが埋まった状態で、いざ下田港を出発。あまり振動もなくエンジン音もそれほど唸らない様子で、気付くとするすると進みだしていた「希望」。まぁ友人の言うとおり結構揺れました。このあたりは海面にどっしり足?がついている普通の船にはない感じでした。下田港を出たところで既に20km/hを越え、さらに加速し70km/hにて石廊崎を回り、伊豆の西海岸沿いに進む。沿岸の簡単な観光案内を交えつつ、高速巡回していた「希望」なのですが、実はあまり実感がないのです・・・。いや横見ると非常に早いのですが。飛行機のようなGのかかる衝撃はないので、気付かないですよこれ。揺れもそれほど激しくないので。というわけで、快適でしたよ。酔い止め飲んだけどあまり必要なかったかも。って、実は船内ではずっと阪神戦が流れていただけという噂も・・・(泣)。
富士山の眺望を楽しみにしていたのですが、霞の向こうでそれは適わず、清水港に近づく。速度を20km/hに落としたところで、甲板へ出る許可が降りたので出てみると、まぁこれが早い早い・・・。この3倍以上出していたんだと考えると、やっぱり凄い船ですこれ。左に美保の松原がある半島を眺めつつ、清水港到着。いやなかなかよかったです。
- ■近海握り
- 清水港で、車を全て下ろした後、わずか4組の非車組(笑)と共に船をおり、目指すは静岡鉄道新清水駅。30分ほど清水市内を歩きましたが、そこらじゅうにサッカーのモニュメントが。おもわずコンクリートのサッカーボールを蹴ろうとしたり(笑)。大都市という感じではなかったですけどね。
静岡鉄道はdikedaは初めて。というか存在さえ知らなかった(笑)。まさに都市型の近郊列車。2量編成のロングシートで約30分ほどで新静岡駅に到着となりました。空いてましたね・・・(泣)。
本日は静岡駅近くの「静岡第一ホテル」にて宿の予約を入れてましたが、その前に夕食を食べることに。場所は、dikedaが昔仕事で行った時に連れていかれたことのある寿司屋「魚がし鮨」。駅ビルのレストラン街まで登ると、ん?その店だけ人だかりが。評判の店っぽいですね・・・。20分ほど待って、なんとかカウンター席に。頼んだのは「近海握り」。いやぁまいうーでした。値段はそこそこ高かったですが、その2倍は払ってもいいぐらいのボリュームと味。お勧めです!
ホテルまで歩き、デザートなどでお腹を簡単に満たした後に、ホテルについている男性専用サウナへ。サウナがかなり暑かったのですが(笑)、dikedaは30分以上いたような。大風呂があるホテルって貴重です(笑)。あとはまったりと軟式globe見たり竹○泉の漫画を鑑賞したり前の旅行の日記を書いたり(笑)と過ごし、24:30頃就寝となりました。
2003.09.16(Tue.) 晴れときどき曇り
大井川鉄道でミニ列車を堪能してきたよ
- ■電車代行と旧近鉄特急
- 起床7:00。今日の目的地は大井川鉄道全線乗り通し。テクノスーパーライナーのついでに何処か行きたいところがあるかということで友人と相談し、一致したのが大井川鉄道でした。大井川鉄道は、東海道本線金谷駅から出発し、大井川沿いに南アルプスの入り口の井川ダムまでを結ぶ観光路線。と言っても、途中の千頭駅までは普通の地方交通線、そこから先はミニ列車による観光路線になっています。ただし、千頭駅までSLが毎日走っていて、観光路線と言って間違いではないかと。
ホテルの朝食は・・・、値段分の元は取れなかったかも(泣)。静岡駅で昼食を買い込み、いざ8:44の普通列車にて金谷駅へ。・・・で、大井川鉄道のホームは、この通り(笑)。そう、途中の神尾駅にて土砂崩れがあったらしく、バスで代行をしているのです。当然、SL運転も中止。施設がないですから。駅の窓口で一番奥の井川駅までのフリーパスを購入し、「電車代行」バスに乗り込む。「電車」との表記は地方交通線にしては誇らしげでしたが・・・、何分乗客が少なかったような(汗)。少なくとも、金谷駅で同じ目的を持った人は誰もいなかったようです。
バスは金谷市内の細かい駅に立ち寄りつつ、例の神尾駅の「上」の地蔵峠へ。国道のはずなのに、非常に狭い&眺めがいい(笑)。大井川の広大な川幅を遥かの高みから望みながら、山道をゆっくり進む。うーんこれなら土砂崩れも納得(泣)。で、電車への乗り継ぎ駅福用はその峠道を降りてきたところでした。早く全通を願っています・・・。バスで40分は結構辛かったですよ(笑)。
乗り継ぎ人数も4人という寂しい状態で、福用駅に来たのは近鉄特急(ビスタカー)色の電車。多分、旧近鉄特急のお下がりでしょう。リクライニングの角度を変えることはできないようでしたが、ゆったりとしたクロスシートで快適・・・とは言いにくかったですがまぁまぁ満足でした。乗客も少なかったし。約40分ほどで、千頭駅に到着となりました。この間は左に大井川を望む部分が多いので、下りで左側に陣取るのが正解かと思います。
- ■感動のミニ列車
- 千頭駅にて30分弱の待ち合わせ後、隣の井川線ホームに停まっていたミニ列車に乗り込む。車体が小さく、シートも1×2のクロスシート配置。非冷房化、窓は全開(笑)、ただし5両の大編成。線路幅は変わらないんですけどね・・・。本当にこの列車で100分も登るのかと思うとちょっと憂鬱になりかけたり。はじめは我々だけかと思ったのですが、まぁそこそこ同志も乗ってきてくれたみたいです。同じ車両は我々のみでしたが。
停車時間中に昼食を取り、千頭駅を12時頃に出発。後の列車(つまり、我々の列車の一本後)の接続を待ったみたいですが、その列車に乗っていたのは1人・・・(笑)。平日だから仕方ないですね。ミニ列車は後ろから気動車が押す形で、するすると進み始める。ポイント通過の衝撃が結構ダイレクトに伝わってきて(と言ってもトロッコ列車ほどではないですが)、なかなかいい感じです。大井川沿いの線路をゆったりと登り始めて暫くすると、川幅が狭くなってくる。さらに川岸を登るように進み、車窓が段々と山深くなっていきます。線路のカーブも厳しく(キッキ、キッキーと激しく鳴ります(笑))、トンネルも窓を開けたままなのでその冷気とごつごつした壁が迫ってくる感じ。通過時は轟音でしたが・・・(笑)。
で、寸又峡温泉の窓口の奥泉駅を過ぎ、いくつかトンネルを抜けて辿り着いたのが「アプトいちしろ」駅。井川線のハイライトの一つ、1000分の90の上り坂を、アプト(歯車)付き電気機関車で押し上げる区間です。あの碓氷峠が1000分の60なので、相当凄い坂ですよ。でこの駅、機関車の取り付け作業を鑑賞できるようにか、休憩施設やトイレまである。・・・んですが、本日は連結作業を見学できると車内放送があっても見に行く人がいない(泣)。この乗客数では仕方ないですね。今まで登ってきた気動車の後ろに、背の高い機関車を連結し、長島ダムの上まで上り詰める。いやぁ迫力ありました。あっという間に大井川の川面が遥か下まで遠ざかってしまいましたよ。すぐに、長島ダムの正面を望み、ダムの上(長島ダム駅)にて電気機関車ともお別れとなりました。まぁ帰りにもお世話になりますが(笑)。
長島ダムは昨日まで国体のカヌー競技をやっていた様子で、本日も何か人が集まっている様子。ちょっとだけ車内がにぎやかになった・・・様な気がしました。そして、ここからがまさにハイライト。「レインボーブリッジ」を渡り、高さ100m(私鉄No.1)の関の沢鉄橋(写真は上から川面をズームしたものですが)を越え、山並みの絶景を眺め、ダムを2つほど見送ると、高度686mの井川駅に到着。いやぁ登ってきましたよ・・・。
井川駅では約40分ほどの小休止。ダムまで降り、資料館に立ち寄る。まぁたいした展示はありませんでしたが、この辺りの地理がわかっただけでも十分でした。時間があればもっとゆっくりと見たかったですが、それはまたの機会ということで。
- ■帰路
- 井川駅で乗ったのは我々含め2組。先ほど降りた乗客は結構いたんですけどね・・・。一本あとで帰るんでしょう、みなさん。で、今度は機関車を先頭に降りはじめるミニ列車。行きは夢中だった車窓を、じっくりと見直すイメージでどんどんと降りていく。特に、旧線跡はいい感じでした。と、先ほどの長島ダムの駅で、大量の乗客が。カヌーの関係者の皆様ですね・・・。選手っぽい人や大会関係者の方々が乗って来ました。次の駅で例のアプト式電気機関車を最前方に連結し(ブレーキ用途ですけどね)、急坂を降りる様も絵になります。そのまま、夢の車窓もあっという間、千頭駅に16:00頃到着となりました。が、ほとんどの客はそのまま改札を抜けてしまいました・・・。大井川本線に乗り換えたのはわずか2組でしたかね?元々乗っていた乗客も居たのですが、それにしても少ない(笑)。と、しばらく行くと学生さんで一瞬2量編成が一杯になりかけましたが、それもしばらくするとほとんどが降りてしまう有様。うーんまぁ仕方ないですね。福用駅から例のごとく電車代行にて金谷駅へ。しかしこの時見た金谷から遠州灘方面の眺めは最高でした・・・(笑)。
金谷駅からは東海道線で静岡まで戻り(しかしこの間混みますねぇ・・・(笑))、19時頃発のこだまにて弁当を食べながら東京まで戻りました。友人はそのまま東北新幹線で帰宅でしたが・・・。家に着いたのは23:00頃でしたでしょうか。お疲れ様です>友人。
- ■総括
- 今回はいろいろな乗り物に乗れて、新鮮で楽しい旅行でした。お腹一杯状態です。詰め込みすぎでゆったりとはできなかったですが・・・。静岡駅の寿司も最高でしたし。本当は船の時間がもう少し早ければレンタカーを使って静岡や清水の付近を観光したのですが、まぁそれこそ次の機会ということで。というより、静岡付近を旅行したこと自体が初めてだったりして(笑)。
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